2016-03-18
仕事でも何でも、結果に対してプレッシャーのかかる時にはあれやこれや余計なことまで考えますよね。
人それぞれの性格にもよるのでしょうが、「失敗したらどうしよう」とか「きっと成功する」とか違いはあるにせよ、大事なのは失敗した時にどうするかをあらかじめ考えているかどうか。
確かに「きっと成功する」と自己暗示をかけるか、達人ともなれば無の境地で立ち向かうことによって成功する確率は上がるような気もしますが、失敗する確率もゼロではないので、やはり心構えは必要でしょう。
そして、これこそがポジティブシンキングと楽観主義の決定的違いだと思います。
最近まであまりこの違いを意識していなかったのですが、実際にこの前者と後者が失敗した時の差を目の当たりにしたことで改めて意識しました。
当然前者は失敗時の策を用意していたために、大きな問題とはならずスマートにリカバリーできましたが、後者は無策だったため当然すんなりと事が済まず、しかも最悪なことに肝要なところは人任せにしていたため、しまいには任せていた人のせいにする始末。
正直あいた口がふさがりませんでした。
当然、失敗しないに越したことはありませんが、失敗した時こそ、その人の本当の実力なり、性分なりがハッキリと見えるもんなんですね。