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【雑感・コラム】

日本語はやっぱり難しい

2016-03-21

仕事中の電話の応対など、会話の中で言葉が何か変だと思ったことはないですか。

「…でよろしかったでしょうか」とか「…ご注文のほうは」っていうのはよく耳にしますよね。
最近私が違和感を感じたのは、「ご住所はどちらになられますか」という言い方。
本当は「ご住所はどちらでいらっしゃいますか」と言えば良いと思うんですけどね。
それから、頭につける「お」と「ご」の使い分けで「ご引っ越し」って言っているのを聞いた時には違和感を感じました。

さらには、上司の出社前に取引先から電話がかかってきて「…はまだみえていませんが」と応対していたのでさすがにその時は電話を切った後に指摘しました。
自分でも間違って使ってしまったことがありますが、電話を取り次ぐべき該当者が休みの時に「お休みを頂いてます」ではなくて「お休みを取っています」が正解なんですね。

そして、よく会話の中に出てくる「とんでもございません」は、「とんでもない」という形容詞を使って表現すると日本語の文法上誤りで、正しくは「とんでもないことでございます」らしいのですが、なんだか意味が変わってしまいそうでピンとこないですよね。
しかし、現在は形容詞ではなく、謙遜する言葉としての「とんでもございません」が問題ない表現とされているようです。

文法的にあり得ない表現が、その時代の解釈で問題なしとなる例もあったり、慣例的なルールになじまないので例外となっているケースなど日本語はやっぱり難しいなあとつくづく感じます。

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